ベースを抱えて | ☆

ベースを抱えて

座椅子に座ってベースを抱えて

 

少しアドリブで適当に弾きながら考えてみる

 

地元に戻ってからというもの毎日が退屈な生活

 

昔のようにベースを弾いた所で聴いてくれる人もいない

 

退屈しのぎにスラップを本格的に練習中

 

聴いてくれる人もいないのに?



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地元の「昔と違う場所」はすぐわかる

 

でもわかってしまったらそれが現在だから

 

今後は当分、その現在を見慣れていくだけになる

 

音楽も

風景も

 

昔から知っている物、者、モノ

 

変化のない時間はただダラダラと流れていくだけ

 

見慣れた場所が多ければ多いほど変化は感じない

 

大きい中で小さい物が変化しても気にもならない

 

ふと気づいた時、周りを見て新しい風景が見える事が

 

嬉しい事なのか悲しい事なのか

 

手癖だけで弾くベースのフレーズは

毎回違うように弾いても大きく見れば私の弾くフレーズ

 

音楽も生活に変化がないと新しい物は生まれないらしい



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