最後の新潟・稲刈り | ☆

最後の新潟・稲刈り

さてはて…この文章はいつになったらUPできるのか…
この文章、会社の上司にノートパソコンを借りて打ち込んでいます
この文章をどうデータ化して自分のPCに移動するか…今考えている最中です

さて今回の話ですが、今新潟にいます
毎年恒例の米作りに来ているわけです

場所は上越市、上越市と言っても長野県との県境に位置する安塚と呼ばれる場所
ピンポイントで携帯の電波の入らない微妙な場所に今回も来ています

去年の今頃はシルバーウィーク。
仕事を休み、関東にいませんでしたので稲刈りの事なんてすっかり忘れていました

関越道をひたすら進み六日町で下りて更に1時間半
道を忘れるのが不可能なほど一本道をひたすら進み到着
よくよく考えたら関越道下りて安塚までって
曲がり道2ヶ所しかないんです。そりゃ忘れようがない

今日の今、全ての収穫が終わってようやく明日には帰る事ができます
一身上の都合で今後この場所には一生来る事がないとわかっている私としては少なからず感慨深い

積雪4メートルを越すこの地域は、キューピッドバレイと呼ばれるスキー場と
ゆきだるま温泉と呼ばれる温泉施設、あとは棚田で育まれる「米」で地域を支えているようです

正直に言ってしまうと…何もないこの地域
ここの人たちは本当に「なにを楽しみに」住んでいるのか不思議です
ただ、春先の山菜や秋に獲れるお米、自然と一緒にのんびり生活するにはいいかもしれませんが…

私にとっては仕事が終わってからの時間は退屈の一言でした
テレビもケーブルで6局しかない。パチンコはおろかコンビニも車で走って30分以上かかる
本屋もなければ外灯もろくにないわけですよ…

ちなみに初日の就寝時間は夜8時でした。
だってやることないんですもん

今使ってるノートパソコンがあればもうちょっと有意義に時間を使えたかもしれませんが
これ来たの今日ですからね…orz

まぁ…昨日来たとしても体痛くてブログどころではなかったと思います
一日中稲刈り。機械が使えればいいんですが湧水でぬかるみ
コンバインが入れない所をひたすら腰をかがめて鎌で刈り取るわけです
これで腰が痛くならないわけがない

腰の痛みに耐えて少しの休憩時間、自然を眺めながら過ごしました

自然って綺麗ですよね 本当今回思いました
もう来ることがないからよけい綺麗に美化されたのかもしれませんが
日に照らされる稲穂、金色に輝いて綺麗でした

棚田ですから水を上から下に流していくんですが
綺麗な水だと水しぶきまで綺麗に見えました

小さい頃に見て…いつからでしょうね、思春期で興味が異性に向く頃からずっと見てなかった
いや、視界に入っても気にしてなかった土の色や蛙やイモリ、ドジョウやカマキリ…
いつぶりでしょう?マジマジと見たのは

この風景とも明日でさようならです

何年後か…もしくは何十年後か…
もし何かで新潟に来ることがあった時
今と変らずこのままの風景が残っていて欲しいと思いました